平松礼二館開館10周年記念展~琳派モダン-平松礼二の華麗なる世界~

印象派の研究から日本文化の源流を探る試みを経て、日本美術の意匠の美にたどり着いた平松画伯は、近年琳派の芸術に傾倒しています。西洋のジャポニスムにも影響を与えた琳派は、桃山時代の俵屋宗達(たわらや・そうたつ)から始まり、江戸時代の尾形光琳(おがた・こうりん)、酒井抱一(さかい・ほういつ)などが師弟制度によらず私淑により継承した独特の流派です。やまと絵の様式を基調に、日本人の自然観や美意識を斬新な装飾技法で表現しているのが特徴です。

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「海を渡る」

琳派の作風には以前から魅かれていたという平松画伯ですが、その技法やモチーフを自身の作品に取り入れることで、より華やかで装飾性に富む作品が生まれることになりました。

このたび、平松礼二館の開館10周年を機に画伯から寄贈された作品をはじめ、装飾性の高い華麗な作品を展示し、現代の琳派の旗手としての魅力を探る展覧会を開催します。

1 会 期  平成29年3月2日(木)~6月26日(月)

2 会 場  町立湯河原美術館 平松礼二館、企画展示室

3 主な展示作品  早春図(屏風)、日本の光(80号)、紅白梅(50号)他 約30点

 

☆☆☆ 会期中のイベント ☆☆☆

1 平松礼二講演会  5月14日(日)10:30~11:30

2 学芸員によるギャラリートーク(平松礼二館・常設館作品解説)

3月19日(日)、4月16日(日)、5月21日(日)、6月18日(日) 各日10:30~11:00